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Viaggio mosaico

〜モザイクをめぐる旅〜

モーゼ風モーゼ

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サン・ヴィターレ聖堂 ラヴェンナ

サン・ヴィターレ聖堂は八角形の建物です。洗礼堂じゃなく教会でこの形は珍しいと思います。
かつてはこの八角形全部にモザイクが施されていましたが、今は僅かに1カ所に残るのみ。とは言っても、その1カ所でも十分にモザイクの小宇宙を感じることができます。

ま、百聞は一見に如かず!
まずは動画でお楽しみください。



しかしサンタポリナーレ・イン・クラッセに引き続き、モザイクで作られたこの初期キリスト教会のモーゼは若くて美しいですね。いったいいつからあの髭もじゃが定着したのでしょうか?

余談ですが、Mosaicという単語「モーゼの」という意味もあります。もちろん大文字から始めないといけないのですが。このモーゼとモザイクをつなぐこんなエピソードがあるのをご存知ですか?

モーゼがシナイ山で神から十戒を授かるときのことです。モーゼが授かった石版を持って山を降りてきたとき、麓ではイスラエルの民が黄金の子牛像を作ってドンチャンやっていたわけです。それを見たモーゼは怒ってしまい、持っていた石版を地面に投げつけ叩き割ってしまいました。石版はそれこそモザイク状になってしまったわけです。

一説によるとこれがモザイクの語源とも言われているようですが、、、
ここのモーゼがもらった十戒を刻んだ書って、、、

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石版じゃないし、これじゃ割れないでしょ。

近場の地下ににある穴場

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Domus dei Tappeti di Pietra ラヴェンナ

ネオニアーノ洗礼堂からサン・ヴィターレ聖堂へまっしぐら!
と行きたいところですが、ちょっと寄り道です。

サン・ヴィターレ聖堂のすぐそばのBarbiani通り沿いにサンタ・エウフェミア教会というのがあります。でも私たちにはこっちの方がわかりやすい。表ののぼりに Domusu dei Tapeti di Pietraの文字、直訳すれば石のカーペットの邸宅です。地下に最近偶然見つかった、6世紀初め頃のの邸宅跡があるのです。

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地下の様子はこんな感じです。
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説明パネルにあった図面。部屋数がすごい!モザイクの量がすごい!
トップの「四季の精霊のダンス」は10番の部屋にあったのですね。ここのモザイクはだいたい5〜6世紀のころのものでそうです。

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モザイクのほとんどは幾何学模様です。
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もう一つ絵がありました。「よき羊飼い」
題名がキリスト教っぽいのですが、関係があるのでしょうか?
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細部もちょっと。
通路にはガラス張りになっていたり、欠損部分の補完の仕方とか、見せ方が最近のものって感じがします。

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このボリュームは一見の価値があると思いました。

ではサン・ヴィターレに向かっていきましょう!
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道すがらこんな看板を見つけました。モザイク修復の学校です。本格的な感じですね。
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道か敷地かよくわからないところを歩いているうちに中庭っぽいところに出てきました。その一角にある階段を降りていきます。
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見えてきました、見えてきました!
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というところで今回はここまで、次回こそ本命を紹介します。

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