ラブラブぶらぶら、ぶらり旅でモザイクに出会う
クラーゲンフルト州立博物館所蔵 Virunumの「ディオニュソスのモザイク」 オーストリア
当たり前の話ですが、私はいつもモザイクを求めて旅しているわけではありません。普通に観光旅行しているつもりなのに、ひょんなところでモザイクに出会うこともよくあります。今回ご紹介するモザイクも、モザイクの「モ」も頭になかったところで不意に出会いました。
綿密に調べて調べてついにモザイクに出会えた時の感動も凄いですけど、全くその気がない時に不意に出会ってしまった時のときめきも、またたまらないです。
今回の出会いは愛の国スロベニアに行った時のことでした。なぜ愛の国かって?SLOVENIAだから(笑)これは私がこじつけたわけじゃなく、パンフレットに書いてあったんですよ。
北の国境ちかくにブレッド湖というリゾート地があります。
湖畔にお城、湖の中にポツンと浮かぶ教会だけがある島。絵に描いたような美しいところです。島の教会で鐘を鳴らすと恋の願いが叶うのだとか。ロマンチックですねー。
↑イメージ写真ではありません。全部自分で撮りました。
こちらで休暇をのんびりと過ごしていた時、気まぐれにオーストリア国境を越えてみようと思いつき行ったのが
クラーゲンフルトでした。(こちら歩道のの敷石です)
そして新しいところに行くとなぜか足が向くのが博物館。州立博物館があるらしいというので、そこに行って出会ったのが冒頭のモザイクです。
複合博物館だったので考古学エリアはそれほど広くなかったのですが、その中にどーん!と。大変保存状態も良かったです。一辺が5〜6mのほぼ正方形で見ごたえがありました。
Virunumの浴場から発掘されたものだそうです。
残念ながらこちら撮影禁止です。なので冒頭の絵葉書しかありません。細部は現地でのお楽しみということで、ご容赦ください。