エーゲ海とモザイクと5
ボドルム城のモザイク ボドルム トルコ
今までさんざんタイトルにありながら1ミリも触れることのなかったエーゲ海ですが、今回はエーゲ海沿岸屈指、かつトルコを代表するリゾート地ボドルムをご紹介します。
そもそもこのエーゲ海シリーズはリゾート地ボドルムに滞在しながら周辺のモザイクを見に行こう!そんな裏テーマが私の中にありました。
でも手前の場所でもたついているうちに、間が長くなりすぎてそんなコンセプトはすっかりと頭から飛んでしまって、、、実は前回のエフェスからその対象エリアでした。(汗
そしてここからは船でギリシアの島に渡ってモザイクを見に行きます。
どういうところに行くのか? 詳しい方や察しのいい方はお気づきかもしれませんが一応お楽しみに!ということで。
参考までに地図を載せておきます。ギリシアの島が目と鼻の先にあるんです。
↓縮尺を変えて位置関係をご確認ください
そしてこんなモザイク&リゾートプランもあるんだなーぐらいに思っていただけると嬉しいです。
素敵なホテルも目白押しなのでお気に入りを見つけてのんびり滞在してはいかがでしょう?
ボドルムのまちは白壁にブルーのペイントで、あまりトルコらしさは感じられません。むしろギリシアのリゾートに来たような気分になります。もちろんエーゲ海も存分に見えますし、シーフードも美味しいです。イスラムですけどお酒を出すお店もちゃんとあります。
トルコ内陸からやってくると、キラキラとしてて目に眩しいです。
見どころといえばボドルム城でしょうか。
15世紀初めにロドス島を拠点にしていた聖ヨハネ騎士団が築いたものだそうです。
こういう紋章、いかにも中世の騎士団って感じがします。
中には沈没船博物館になっていて、近海から引き揚げられた古代の壷やガラスなどを展示しています。復元された沈没船もありました。考古学博物館らしいのでモザイクがあればいいなあと思って入ったわけです。
こちらの建物の中に復元された船がありました。古代のガラス展示も美しかったです。
広いお城の中庭には古代の彫刻や現代の不思議なオブジェなどが点々とあるのですが、その中にモザイクが2、3点ほど。トップの床モザイクが唯一状態のいいものでした。
でも妙にツボにはまったものが別にあるのです。それがコチラ!
順路の矢印をひとつひとつモザイクで作ってるんです。かなり適当ではありますが、文字の辺りはかなり大変そうです。明らかに専門ではない方の手によるものですが、ネットとか下に敷いてあって施工方法はプロっぽい。施主に「雨風に耐えられる順路のマークを入れてください」なんて言われた工事業者が四苦八苦して頑張ったのかなと。無駄にあれこれと想像を巡らせてしまいました。
今回はせっかくなので青い空と碧いエーゲ海のサービス
スフィンクス像とボドルム城から見た景色です。