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Viaggio mosaico

〜モザイクをめぐる旅〜

プーラでぶらぶら

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「ディルケの罰」のモザイク プーラ クロアチア

イストラ半島の目玉エウフラシウス聖堂を見終わったので、後はのんびりとリゾート気分で観光です。

ロヴィニの街は生活感あふれる街並みや、海辺につながる路地が印象的でした。
楕円形の町を海側から見るとさらに素敵なようです。

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そして世界6番目と言われる円形闘技場を見に半島の先っちょにあるプーラへ。
この円形闘技場、その美しさにおいては私的ランキングNo.1!なのです。
中はすっかりと崩れてしまってますが、なぜか外側だけが1周分きれいに残っているのです。
大理石の白さがクロアチアの青空にくっきりと際立っていて素敵でした。

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せっかくここまで来たので博物館に行ってみます。
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博物館にはプーラ近郊のモザイクの展示がありました。
点数はそこそこあるのですがモザイク片が多いです。

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こちらは紀元前1世紀後期ヘレニズムのモザイク、劇のシーンを描いたものです。
ガラス越しで見づらいですが、紀元前でこの細かさ!すごくないですか?

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6世紀半ばに建てられたサンタ・マリア・フォルモーザ礼拝堂のアプシスにあったモザイクの一部
お髭の無い若いキリストの姿と聖ペテロ?(←この”?”は現地の説明文のままです)

床には古代ローマのモザイクが埋まってました。

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さて場所は変わって旧市街です。
南西にある紀元1世紀に建てられたセルギ門をくぐり、まっすぐ伸びる路地を進みます。

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しばらく歩いて行くとショップが立ち並ぶエリアになります。
その中に、オフィス風の入り口と地味な看板が目に入りました。

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ここを通り抜けるとモザイクが見られるようです。
あ、ありました!建物で覆われていて柵越しで覗き込みます。

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全体図
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反対側からも

全くのノーチェックでした。
床一面きっちりと残っているモザイクが見られるとは思わず、ビックリ感激!
上写真の説明文によると2〜3世紀ごろのモザイクで古代ローマ時代の邸宅の中央ホールにあったもののようです。

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右側

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左側

左側の中央部に描かれていたのが「ディルケの罰」です。

ギリシア神話にあるお話だそうですが、私は知りませんでした。
上の二人の若い男性は双子で、彼らの母親が下にいる女性(=ディルケ)の奴隷としてこき使われてました。
ある日彼らは牛を引く奴隷と行き合い、それが母親であることを知ります。
怒った二人はそこにいたディルケを牛に括り付けて復讐する、、、のだとか。

この絵柄だとディルケの方が気の毒に見えますね。

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そうそう、博物館のキリストモザイクがあったサンタ・マリア・フォルモーザ礼拝堂はこの近辺にあったようです。

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